"スター農家×農福連携"休眠預金等活用法に基づく資金分配団体に採択 クロスエイジ2022年10月20日
販路開拓・商品企画・経営支援で農業経営者をサポートし、農業総合プロデュースを展開するクロスエイジは、日本民間公益活動連携機構(JANPIA)が公募する「休眠預金等活用法に基づく資金分配団体」に採択された。
同社は、JANPIAが公募する休眠預金等活用法に基づく「新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援枠」の資金分配団体に、「地域のスター農家による農福連携推進事業」で申請し採択を受けた。同社では、年間売上5000万円を突破し、さらに規模を拡大している農家を「スター農家」と定義している。
農福連携は、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組み。 障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野に、新たな働き手の確保につながる可能性がある。
こうした背景から同社は、スター農家による"福祉部門の内部化"を進めることで、「大規模農家の安定した人材確保と経営」と「障害者の農業現場での活躍」の両立をめざしている。具体的には、スター農家による就労支援事業所の開設を促進・サポートすることで、農家が障害者を直接雇用し、彼らが継続的に農業分野で活躍できる仕組みを作る。
コンソーシアムの概要
今回の事業は、同社と、一般社団法人SINKa、株式会社ONE GOの3団体によるコンソーシアム型での活動。同コンソーシアムが資金分配団体として、実行団体(就労支援事業所を開設する農家)の公募、審査、選定する。今年度中に実行団体が活動を開始する見込み。
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