食品廃棄物を活用 サーキュラーエコノミーの取組「梅の花」で開始 ヤンマー2023年2月15日
ヤンマーホールディングスのグループ会社でヤンマーマルシェとヤンマーeスターは、株式会社梅の花と連携し、バイオコンポスター「YC100」を活用したサーキュラーエコノミー(循環経済)の取り組みを開始した。
バイオコンポスターを導入した梅の花の久留米セントラルキッチン
梅の花は、和食レストラン「梅の花」を軸に中華業態、かに料理専門店、テイクアウト専門店など全国で約288店舗を展開。食材ロスの削減や資源の有効活用に注力しており、SDGsの取り組みの一環として京都セントラルキッチンで「YC100」を導入した。
京都セントラルキッチンで出た食品廃棄物は、「YC100」により発酵分解され、ミネラルが豊富な生成物を堆肥として再利用される。この堆肥を活用して生産された農作物を運営する外食店舗で使用している。また、こうした堆肥を使った農産物が品質・収量ともに安定したことから、京都セントラルキッチンを皮切りに久留米セントラルキッチンでも資源循環の取り組みを拡大している。
サーキュラーエコノミーの取り組み概念図
今回のサーキュラーエコノミーにおける取り組みでは、梅の花の京都セントラルキッチンと久留米セントラルキッチンで発生した食品廃棄物を、設置した「YC100」で分解処理し、処理後の生成物はヤンマーeスターの特約店であるバイオセラーが回収し堆肥化する。
ヤンマーマルシェは、生成された堆肥を利用した農作物の生産をパートナー生産者と契約販売を行い、梅の花へ規格外品を含めた全量を供給。梅の花は、この農作物を加工し、グループの飲食店を通じて生活者に提供することで、SDGs実現に向けた資源循環サイクルを構築できる。また生産者は、ヤンマーマルシェから栽培サポートを受けると同時に、有機質肥料の投入により化学肥料を削減し、より持続性の高い農法への転換が可能になる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】サトウキビにイナゴ類 奄美地域でやや多発 鹿児島県2025年8月19日
-
【注意報】ネギ、野菜・花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月19日
-
【注意報】ダイズ吸実性カメムシ類 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月19日
-
JAのコスト低減や販売努力 農業者の「肯定評価」2割強 農水省2025年8月19日
-
コシヒカリ2.9万円 JA福井県 「作柄不安で市況一変」2025年8月19日
-
米の店頭価格 2週ぶり上昇 5kg3737円 農水省発表2025年8月19日
-
あきたこまち新米集荷合戦ヒートアップ【熊野孝文・米マーケット情報】2025年8月19日
-
「あきたこまち」の生育は順調、収量は平年並み 初出荷式開く JAにしみのとJA全農岐阜2025年8月19日
-
和牛を食べて応援「JA全農×ニッポンハムプレゼンツ 一球牛魂!和牛ナイター」開催2025年8月19日
-
「お肉の宅配肉市場」12周年 志田音々がお祝い お得な記念キャンペーン開催中 JAタウン2025年8月19日
-
熊本のおいしい魅力を全国へ JA熊本経済連2025年8月19日
-
毎年大好評 兵庫・丹波の秋の味覚「丹波栗」予約販売開始 JAタウン2025年8月19日
-
2024年度の新規加入が増勢に 若者と女性に年金制度のメリット訴求 農業者年金基金2025年8月19日
-
長野県産梨使用「とろける食感 ぎゅっと梨」19日から発売 ファミリーマート2025年8月19日
-
女子栄養大生が開発「ガーリックシュリンプ&チキンのお弁当」発売 コープデリ2025年8月19日
-
最旬の山梨県JAふえふき産「黄金桃」をケーキで「桃フェア 第二弾」開催 カフェコムサ2025年8月19日
-
農薬の役割をマンガで「まもるはなし」シリーズ公開 クミアイ化学工業2025年8月19日
-
鳥インフル 米テネシー州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年8月19日
-
青森県JAつがる弘前「りんご生産者サポート」サポーター募集 コープデリ2025年8月19日
-
星槎大学と包括連携協定 障害者と働く社会を当たり前に パルシステム神奈川2025年8月19日