営農型太陽光発電による会員制ブルーベリー体験農園「さがみこベリーガーデン」オープン2023年6月7日
株式会社さがみこファーム(神奈川県相模原市)は6月10日、36種類1100本のブルーベリーの摘み取りが楽しめる会員制農園「さがみこベリーガーデン」をグランドオープン。農地で農作物とエネルギーを同時生産する「営農型太陽光発電」を相模原で初めて実現する。

「さがみこベリーガーデン」では、ブルーベリーの摘み取りや食べホーダイをはじめ、食育・自然体験・エネルギー体験を通じて子どもから大人まで楽しくSDGsを学べる機会を提供する。
同園がある場所は、4年前まで耕作放棄地だったが、多くのキャンプ場が点在する道志川沿いの立地を生かし、営農型太陽光発電と観光や教育の要素を掛け合わせた独自のアプローチで事業を展開。2022年はプレ会員限定の開放で年間1000人の来園があり、今年は農園を全面的に開放し本格的にオープンする。
「さがみこベリーガーデン」は、創業時から「地域共生」「自然共生」を掲げ、現在計画中の新たな発電所では、コーポレートPPAによる法人会員への電力供給を計画するなど、発電と農業が一体となった事業を展開。「令和4年度経済産業省地域共生型再生可能エネルギー事業顕彰」受賞している。
今年の実施は6月10日~8月27日でブルーベリーが終わり次第終了。入園料はブルーベリー食べ放題で中学生以上が2500円。4歳以上は1500円、3歳以下は無料。年会員は500円。その他、各種体験プログラムあり。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































