独自物流網「ブルーミーロジ」構築 複数の物流企業と連携 ブルーミー2023年10月25日
花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を運営するユーザーライクは10月24日、スターフェスティバル、センコーグループのプリティポーターズ、ASKUL LOGISTなど複数の物流企業と連携し、「ブルーミー」の配送における独自の物流網「ブルーミーロジ」を構築することを発表。より良い状態で花を届ける物流網を構築することで、物流効率化、持続可能な物流網の構築に向けた取り組みを強化する。
「ブルーミーロジ」概要
物流業界では、働き方改革関連法の施行を受け、人手不足や宅配荷物の遅配などが起こると予測されており、すでに物流各社の体制変更やサービス変更・終了などが行われている。
ブルーミーは、サービスの提供にあたり物流業界との連携が非常に重要と捉え、物流各社において改革やサービス変更があった場合でも、ポストに花が届く従来のサービスを継続し、より良い状態の季節の花を定期便として届けるための取り組みの一つとして、スターフェスティバル、プリティポーターズ、ASKUL LOGIST、近畿配送サービスなど複数物流会社と連携し、独自物流網「ブルーミーロジ」を構築した。
「ブルーミーロジ」は、日本各地の出荷拠点「Flower Factory」で製作したブーケを、物流企業各社と連携して全国のブルーミー会員に配送する独自物流網。今回連携する物流企業各社が配送エリアを分担することで、より一層の物流効率化を実現し、さらに持続可能な物流網の構築に向けた取り組みとなる。
従来の荷物の配送フローは、複数出荷先から集荷した荷物を、各配送会社がもつ物流センターで種類・用途・宛先ごとに仕分けし、地域の物流拠点に配送。さらに、物流拠点にて、方面別に荷物が仕分けされ各配送会社の支店に配送、支店でもドライバーごとで担当エリアの荷物を仕分けし、最終の届け先に配送する、という工程がある。
「ブルーミーロジ」では、各配送エリアを担当する物流企業に出荷拠点から直送または集荷引渡しをするため、経由地点が減り、従来発生している仕分け工数を大幅にカットした配送を実現する。
今回の「ブルーミーロジ」において、各配達ドライバーの誤配送や未配達・持戻防止のため、各ドライバーと直接リアルタイムで連携をするため、ブルーミーCSチームやシステムも強化。新規会員など初めて届ける場所の確認や、配送時に現地で発生した事象なども、CSチームと連携しその場で解決することで、持戻などをなくし再配達数撲滅に向けた体制も構築している。
◎物流効率化のポイント
・従来発生する各物流センター、ラストワンマイル配送時のドライバーの仕分け業務を大幅削減
・出荷からお届けまでのリードタイム短縮
・各ドライバーとリアルタイム対応が可能なブルーミーCS体制の構築による再配達の撲滅
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