今が旬「能登の天然寒ブリ」毎週提供で被災地を支援 グリーンコープ共同体2024年2月2日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生活協同組合ふくおかは2月4日から約1か月間、今が旬の能登の天然寒ブリを毎週、丸ごと仕入れ、利用者に提供する。最初の週は3匹を仕入れる予定。
能登の寒ブリ
この取り組みでは、令和6年能登半島地震の影響で、観光客の減少や保冷施設の破損などで需要が落ち込んでいる能登の寒ブリを提供する。仕入れた天然の寒ブリは、福岡県内の「みずまき店」(遠賀郡水巻町)で丸ごと展示後、捌いて各店舗で刺身として販売。能登の寒ブリで得た利益はすべて被災地に寄付される。
まさに今が旬の能登の天然寒ブリだが、今年は震災の影響で危機に瀕している。毎年、寒ブリを求めて全国から訪れる観光客もキャンセルが相次ぎ、自宅の被災や船の破損などで、漁ができない漁師が大勢いる。また、断水と停電の影響で、鮮度を保つのに欠かせない水や氷を確保できず、水揚げもままならない状況となっている。こうした窮状に対しグリーンコープは、これまでカニの仕入れなどで長い付き合いのある石川県の水産会社と相談し、寒ブリを福岡に直送してもらうことになった。2月4日から1か月程度の販売を予定。
◎販売店舗
みずまき店(遠賀郡水巻町頃末北1丁目16-15)
宗像店(宗像市くりえいと1丁目1-18)
福間店(福津市中央3丁目8-12)
千鳥店(古賀市舞の里3丁目4-7)
和白丘店(福岡市東区和白丘1丁目13-1)
香椎店(福岡市東区千早5丁目21-18)※日曜定休
※入荷が増え次第、販売店舗を拡大予定
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