日本生協連 国産原料回帰 24年度事業方針2024年2月8日
日本生協連は2月6日、コープ商品事業2024年度方針を発表した。
事業方針では組合員の暮らし、会員生協事業への一層の貢献によってコープ商品の存在感を高めることを打ち出した。
不安定な国際情勢と各種の値上げ、さらに異常気象など先行きが不安ななか「ふだんのくらし応援」を掲げた。具体的には「やっぱり国産いいじゃない」として「国産原料」回帰を打ち出し、「国産品で食卓と地域に笑顔」をめざす。
23年度は原料確保、食品ロス削減の視点で廃棄原料への食用への活用、国産原料を使用しつつプラスアルファの価値を訴求した。
また、「やっぱり身体が資本」として健康意識にも商店を当て、「食卓にたんぱく質、野菜、減塩を」を掲げる。野菜のスープや豆腐、野菜を食べるためのドレッシングなどにも開発した。そのほか「時短でくらしにゆとり」も掲げ、レンジ調理品の拡充や加熱不要品などを開発した。
日本生協連の総供給高(23年4月~24年1月)は3690億円で前年比100.8%。このうちコープ商品事業の供給高は2951億円で同102.6%。NB商品を主とした日用品・消耗品の供給を行うキャロット事業の供給高は273億円で同93.1%、衣料品などの供給を行うカタログ事業は432億円で同94.5%、ギフト事業は32億円で同95.3%となった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































