CDP2023「気候変動」でA-「水セキュリティ」でB評価 デンカ2024年2月16日
デンカは、2月6日に発表されたCDP2023のスコアにおいて、昨年に続き「気候変動」で「A-(Aマイナス)」、「水セキュリティ」で「B」の評価を獲得した。
CDPは、2000年に世界の機関投資家が連携して設立した環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体。世界の主要企業に対して「気候変動」「水セキュリティ(水資源保護)」「フォレスト(森林保全)」に関する質問票を送り、各企業の環境情報開示の透明性や経営の関与等を評価した結果をスコア付けして公表している。CDPは現在、全世界で2万1000社以上の企業に対し、同プラットフォームを通じて環境情報の開示を推進。より広範囲な環境側面に対するKPIの設定や、企業ガバナンスの高度化が求められる中、デンカは昨年に続き「気候変動」は「A-」、「水セキュリティ」は「B」の評価を維持した。
同社は今年度からスタートした経営計画「Mission2030」の下、サステナビリティの追求を経営の根幹に位置付けている。次回のCDP2024から、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が公表した気候関連情報開示に係る新たなグローバル基準(IFRSS)との整合が進められるほか、生物多様性への取り組みも開示対象に含まれる予定されている。
同社は、より踏み込んだKPIの設定や具体的なリスクと機会の深耕、企業活動が資源に与える影響を精緻に把握するとともに極小化するなど改善を図り、適切な環境情報の開示に取り組む。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日