JA晴れの国岡山の作州黒とJAおきなわの黒糖コラボ 特産品に活路 2024年3月1日
JA晴れの国岡山とJAおきなわが手を取り、特産の加工品作りに乗り出した。岡山県勝英地区特産の黒大豆「作州黒」と、沖縄県特産の黒糖を使ってようかんを試作。
完成した試作品を披露するJA晴れの国岡山の内藤組合長(左)とJAおきなわの前田理事長
ベースは、JA晴れの国岡山が以前から販売している「作州黒の味わいようかん」で、黒糖の風味をふんわりと感じる、ほどよい甘さのようかんに仕上げた。
加工品誕生のきっかけは、JA全中が1月19日に福岡市で開いた九州・沖縄地区の大会決議・自己改革実践トップフォーラム。
JA晴れの国岡山の関係者が、沖縄県産黒糖の生産現場の実情を聞き、特産の黒大豆とのコラボレーションをJAおきなわに呼びかけた。
JAおきなわの前田典男理事長は「商品の開発を通して消費に繋げ、黒糖を全国に広めたい」と新商品に期待。
JA晴れの国岡山の内藤敏男組合長は「2つの特産品の強みを生かした商品開発をすすめるとともに、両JAの連携強化の礎としたい」と展望。
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