新ブランドに植物由来ポリエチレン使用のアルミ付き紙容器を採用 雪印メグミルク2024年3月27日
雪印メグミルクは3月26日、植物性飲料「Plant Label Pea Drink(ピードリンク)」と「Plant Label Oat Drink(オーツドリンク)」(各200ml)を新発売。植物由来ポリエチレンを使ったアルミ付き紙容器を、国内で初めて採用した。
新商品には、アルミ付き紙容器を採用。コーティングにサトウキビ由来のポリエチレンを使うことで、再生可能資源比率を71%から83%に高め、容器に関わるバリューチェーン全体を通じて11%のCO2排出量削減を実現する。
容器の構造(画像提供:日本テトラパック)
CO2排出量削減率についてはCarbon Trust認証を受けており、アルミ付き紙容器としては、国内で初めてCarbon Trust認証ラベルを付与。ポリエチレン部分に使われているサトウキビはボンスクロ認証を取得しており、持続可能なサトウキビ生産と責任調達を実現する。また、この容器は、適切に管理された供給源の木材を原料とした再生可能な原紙を使用している。
雪印メグミルクはこの春、食の持続性の実現を目指し、新ブランド「Plant Label」(プラントラベル)を立ち上げて、プラントベースフード市場へ参入。環境負荷の少ない植物性原料や、環境に配慮した包材を使った商品により、「多様性」や「持続性」という課題に対し、新たな価値を提案する。
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