就労継続支援B型事業所を開設 しいたけ生産で「農福連携」パルシステム神奈川2024年4月3日
生活協同組合パルシステム神奈川が設立した子会社、株式会社ハートコープ神奈川は4月1日、藤沢市に就労継続支援B型事業所「ハートコープ湘南」を開設。障がい者とともに農業に携わる「農福連携」によるしいたけ栽培などを通し、誰もが地域社会とつながり、自分らしく活躍できる職場をつくる。
「ハートコープ湘南」は、農家からビニールハウス1棟を借り受け、菌床しいたけの栽培を始める。県内の特別支援学校や就労支援センターなどと連携して利用者を募り、栽培、収穫、パック作業までを担ってもらう。菌床しいたけは、通年一定で温度と湿度を管理して栽培する生産のため、安定した就労環境を確保できる見通し。
栽培したしいたけは、パルシステム神奈川の宅配利用者や地域の消費者へ販売。将来的には、果物栽培などへ事業を拡大し、誰もがやりがいを持ち、長く働ける職場づくりをめざす。
パルシステム神奈川は2015年、事業方針として障害者雇用の拡大を掲げ、直接雇用を推進してきた。その一環として、2023年8月に100%子会社としてハートコープ神奈川を設立。すでに指定障害福祉サービス事業者として県の認定を受け、就労継続支援B型指定を取得している。
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