持続可能な発展に向けた対策は「生物多様性の損失抑制」「生態系サービス向上」2024年4月26日
立命館大学、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、京都大学、国立研究開発法人国立環境研究所が参画する国際研究グループは、複数のシミュレーションモデルと生物多様性指標を用いたモデル比較研究により、1900年から2050年までの150年間の生物多様性と生態系サービスの傾向を多面的に明らかにした。
20世紀中に世界全体で生物多様性は2~11%減少。生態系サービスについては、同期間中に、受粉や栄養保持などの調整サービスは減少した一方、生態系からの食料や木材などの供給サービスは数倍に増加していたことがわかった。
将来については、健康的な食事への移行、土地の作物生産性の向上、追加的な環境保護政策の実施などの持続可能な発展に向けた対策は、生物多様性の損失を抑え、生態系サービスを向上させることが示された。一方、対策を実施せず今の速度で土地開発と気候変動が進んだ場合、生物多様性と生態系サービスへの悪影響は今後も過去と同じ速度で継続することがわかった。
この結果は、生物多様性条約の目標達成に向けた追加的な対策の必要性を示唆している。
同研究成果は4月26日、『Science』誌でオンライン公開された。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
鳥インフルエンザ 兵庫県で国内7例目を確認2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
【浅野純次・読書の楽しみ】第116回2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
農家経営支援システムについて学ぶ JA熊本中央会2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日 -
米が結ぶ人のつながり特集 情報誌『のんびる』1・2月号受注開始 パルシステム2025年12月16日 -
天然植物活力液HB-101「フローラ公式ネットショップ」サイトリニューアル2025年12月16日 -
静岡県発いちご新品種「静岡16号」名前を募集中2025年12月16日 -
生活・キッチン用品の新カタログ「RespeYell(りすぺーる)」創刊 パルシステム2025年12月16日 -
厳選フルーツ使用クリスマスピースタルト 21日から限定販売 フルーツピークス2025年12月16日 -
横浜の竹林を「農場」へ「ハマチクラボ」ウェブサイト公開 横浜竹林研究所2025年12月16日 -
遺伝子組み換え・ゲノム編集食品に対する消費者の意識調査 バイテク情報普及会2025年12月16日 -
5地域の資源管理型漁業実践事例を報告「第2回 海の産直サミット」開催 パルシステム連合会2025年12月16日


































