国産オーガニック拡大へ「冷凍・国産有機ほうれん草」販売開始 コープ自然派2024年5月22日
生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合と、国分西日本、日本有機加工食品コンソーシアムが連携し、国産有機の冷凍野菜の取り扱いが実現。第一弾として、冷凍野菜「国産有機ほうれん草」を、コープ自然派の各生協で5月13日から取り扱いを開始した。
国産有機の冷凍野菜の開発は、栄養価の高い旬の野菜を年中届けるために始まった取り組み。冷凍の国産有機野菜により、家庭でも手軽に有機野菜を使えるようになる。また、学校でのオーガニック給食導入に向けても非常に大きな一歩に繋がる。
農作物の収量は天候にも大きく左右されるほか、有機栽培となると生産者がまだまだ少ない。また、有機農産物は、オーガニック給食を導入する場合、確保しづらい食材となり、ハードルが高くなるが、旬の時期に栽培した有機野菜を冷凍することで、安定的に供給を実施することが可能になる。
学校給食のオーガニック化が実現できれば、子どもたちに安心・安全な食を提供できる上、国産オーガニック野菜の需要を生む一大マーケットができることで、さらに有機農産物を栽培する田畑が拡大。手に入りやすい価格での提供が実現し、国産オーガニックは大きく拡がる。
「国産有機ほうれん草(冷凍)」200g(246円/税込)
日本有機加工食品コンソーシアム(JOPF)は、生活協同組合連合会 コープ自然派事業連合が中心となり2023年4月に立ち上げた農家、企業、団体が利害や資本を超えてつながり国産有機加工食品を創るプラットフォーム。このほど、日本有機加工食品コンソーシアムと、国分西日本、コープ自然派事業連合の3者が連携することで、冷凍有機野菜の商品の取り扱いが実現した。
日本有機加工食品コンソーシアムは、生産者と実需者が連携できる仕組みづくりとサポートを実施。国分西日本は、実際に野菜を栽培する生産者と、収穫から加工まで一貫して行う加工会社を結びつけた。コープ自然派は組合員が求める商品を扱うことで、組合員とともに買い支え、オーガニックの市場を育てるマザーマーケットとしての役割を担う。
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