新商品 播種機「ハシュラクダ」もお目見え!「サカタフェア2016横浜」2016年1月13日
(株)サカタのタネは1月13日、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で「サカタフェア2016横浜」を開いた。毎年1月に行う商談会。
フェアには125社が協賛出展し、メーカーなどの関係者が約600人来場した。
坂田宏代表取締役社長は挨拶でTPPの大筋合意や農協法改革なども今年の転換期として大きい課題とした上で、特に大きな変化として「気候変動」を挙げた。「気候変動の変化に対応した品種を、ニーズに合わせて安定供給する」ことが目標であるとし、今回のフェアで関係メーカーなどとの情報交換を行い、ニーズをくみ取っていきたいと話した。
また本日から発売される高性能半自動播種機「ハシュラクダ」の新商品発表も行われた。同播種機は播種や育苗を行う中小の育苗業者や生産団体、法人、植物工場などが販売対象。生産者が「楽」に使えることと形状が「ラクダ」に似ていることから「ハシュラクダ」という名がつけられた。▽様々な種子やトレーに対応でき、▽高齢者や女性でも使える高い操作性を持ち、▽作業時間や場所、人員などをコストについても大幅に軽減できる、3つがポイント。真空状態を作り出して種子を吸い上げてまく真空播種機の一種。 販売価格はオープン価格としているが、実勢予想価格は150万円(ユニット1つと播種板1つを含む)。播種板は種の大きさに合わせてSMLサイズがあり、初期購入時以外の播種板が欲しい場合は別途購入が必要。また育苗用セルトレーの規格にあわせたユニットも同じように初期購入時以外の場面では別途購入。別の品種のタネが混ざらない様、掃除用のエアガンなどもついている。販売ルートは全国の特約店。問い合わせ先は(株)サカタのタネ資材統括部 電話:045-945-8806まで。
サカタフェア開催の様子は、明日にまた関連記事を掲載する予定となっています。
(写真)ハシュラクダをPRする坂田社長、高性能半自動播種機「ハシュラクダ」
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