【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2023年7月6日
石川県農林総合研究センターは、斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ、シラホシカメムシ類、クモヘリカメムシなど)が7月中旬以降、県内全域で多発のおそれがあるとして、7月6日に令和5年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。
同センターによると、雑草地における斑点米カメムシ類の発生は、すくい取り調査による成虫数が83頭(平年値9.0頭)で平年と同様に多い。また、アカヒゲホソミドリカスミカメ、シラホシカメムシ類、ホソハリカメムシ、コバネヒョウタンナガカメムシは、平年よりも多い。
新潟地方気象台が6月29日に発表した1か月の気象予報によると、7月の気温は平年に比べ高いと予想されており、今後、斑点米カメムシ類の増殖・活動が活発になると推測される。
同センターでは次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇出穂710日後と1417日後の2回の防除を徹底する。※農薬の使用に当たっては、最新の農薬使用基準を確認し、遵守すること。また、周辺作物への飛散防止に留意する。
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