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【注意報】トマトキバガ 県内全域で多発のおそれ 大分県2023年11月6日

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大分県農林水産研究指導センターは、トマトとミニトマトにトマトキバガが県内全域で多発のおそれがあるとして、11月2日に令和5年度病害虫発生予察注意報第4号を発令した。

(写真提供:大分県農業研究部病害虫対策チーム)(写真提供:大分県農業研究部病害虫対策チーム)

大分県農林水産研究指導センターによると、10月31日に実施したトマトとミニトマト圃場調査の結果、トマトキバガによる葉と果実への加害が確認された。また、9月28日~10月18日に県内9地点で実施したフェロモントラップによる雄成虫調査の結果、前年より多く誘殺された。

トマトキバガは、高温乾燥条件で発生が助長される。福岡管区気象台が10月19日に発表した1か月予報によると、平均気温は、平年並30%、高い確率50%、降水量は、少ない確率30%、平年並40%と予想されており、引き続き好適条件が続く可能性がある。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇薬剤防除にあたっては、薬剤抵抗性の発達を防ぐため、IRACコードが異なる薬剤のローテーション散布を行う。

〇葉の食害は、図2のように幼虫が緑色の部分を食べ薄皮だけが残って白くなる。果実の食害は、図5のように穴が開き傷ができる。また、幼虫は体長8ミリ程度となり、図3と6のように頭部の後に黒い模様があるのが特徴。

〇被害葉及び被害果を見つけた場合、圃場外への分散を防ぐため、速やかに薬剤防除を行った上で、圃場内から持ち出すとともに、暖冬傾向により越冬する可能性もあることから野外に放置せずに適切に処分する。

〇次作以降の蔓延を防ぐため、トマト及びミニトマトの収穫終了後、最終の薬剤防除を行った上、年内までに残渣の処分や施設周辺の除草を徹底する。

〇国内で発生が確認された作物はトマト及びミニトマトのみだが、海外では、ナス、タバコ、バレイショ、ホオズキ等のナス科作物やマメ科のインゲンマメも寄主植物として確認されている。トマト及びミニトマト以外の農作物にトマトキバガが発生した場合には登録農薬がないので、管轄の県振興局生産流通部に相談する。

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