ユナイテッド社・KX社から4.4億円の資金調達を実施 有機米デザイン2023年11月29日
田んぼの自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発に取り組む有機米デザイン株式会社は、 ユナイテッド株式会社、株式会社KXを引受先とする第三者割当増資(シリーズA’) により、4.4億円の資金調達を実施した。
有機米デザインは、「田んぼの自動抑草ロボットの開発」と「有機米の生産支援および流通・販売」という2つのアプローチで、国内外における有機米マーケットの拡大を推進するため、資金調達(シリーズA')を実施。20年以上に渡りスタートアップへ投資し、成長を後押ししてきたユナイテッド社をリード投資家として迎え、資本戦略策定のサポートを受けることで、さらなる事業成長を目指す。また、KX社が街づくりを推進する鹿嶋・鹿行地域において、有機農業を中心とした様々な連携を図る。
有機米デザインの「田んぼの自動抑草ロボット」は今年1月から500台限定で販売され、全国各地で稼働。利用した農家からは好評で、利用検討中の農家からも多くの問い合せがある。また、有機米の流通では今年度の取扱量が昨年度比3倍、30道県から集荷するなど急拡大を続けている。
今回調達した資金は「アイガモロボの量産化へ向けた生産体制構築と品質向上のための研究開発」と、「アイガモロボを活用した有機米の産地形成と販路拡大の強化」などに充てる予定。これにより、有機米の普及・拡大に向けた取り組みを加速させ、国が掲げる「2050年までに(耕地面積に占める)有機農業の取組面積の割合を25%(100万ha)に拡大する」目標達成にも貢献する。
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