ウメ新品種「和郷」「麗和」の特性まとめ 標準作業手順書を公開 農研機構2024年9月26日
農研機構は9月25日、「ウメ新品種『和郷』と『麗和』標準作業手順書」をWEBサイトで公開した。「和郷」と「麗和」は受粉樹が不要な自家和合性で、果実が大きく、ヤニ果の発生が少ない品種。手順書では、「和郷」と「麗和」の特性や栽培上の留意点を分かりやすく解説している。
近年、開花期の天候不順の影響でウメの生産量が少なくなる年が増えており、この原因の一つに、自家不和合性品種が安定して結実しないことが考えられる。結実するために受粉樹が必要な自家不和合性品種は、受粉樹があっても開花期の天候不順によって訪花昆虫の活動が低下すると結実不良となる。ウメの生産を安定させるために、受粉樹の要らない自家和合性で、果実が大きく、ヤニ果の発生が少ない品種が求められている。
同手順書では、農研機構が育成した自家和合性で果実が大きく、ヤニ果の発生の少ないウメ新品種「和郷」と「麗和」の特性や栽培上の留意点などを分かりやすく解説している。利用の際は、以下のURLから、標準作業手順書のサンプル版(PDF)を見ることができる。全編の利用には利用者登録(無料)またはログインが必要。
重要な記事
最新の記事
-
【肉とビールと箸休め ドイツ食農紀行】食文化の変化じわり2025年9月4日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ騒動と米国との関係~根底にある「胃袋からの属国化」2025年9月4日
-
プロ職員育成へ「専門業務従事者」設置 JA北つくば【JA営農・経済フォーラム】(1)2025年9月4日
-
【統計】原料用ばれいしょ生産費 10a当たり0.9%増 100kg当たり1.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】原料用かんしょ生産費 10a当たり1.1%増 100kg当たり3.5%増 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】てんさい生産費 10a当たり1.9%減、1t当たり6.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】そば生産費 10a当たり0.6%増 45kg当たり13.6%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】さとうきび生産費 10a当たり4.4%減 1t当たり16.4%減 農水省調査2025年9月4日
-
この夏の私的なできごと -東京の夏・「涼しい夏」の初体験-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第354回2025年9月4日
-
野外スポーツイベント「岐阜ロゲin大垣」に協力 マルシェで県産農畜産物販売 JA全農岐阜2025年9月4日
-
盛岡つなぎ温泉で「いわての牛肉フェア」 伝統の「さんさ踊り」公演も特別協賛 JA全農いわて2025年9月4日
-
セブン-イレブンに「飛騨トマトと生ハムのバジルパスタサラダ」 夏にぴったりの爽やかメニュー JA全農岐阜2025年9月4日
-
【スマート農業の風】(18)農水省の進める農業DXとeMAFF農地ナビ2025年9月4日
-
「医食同源」について考えるイベント LINK-Jと共催イベント あぐラボ2025年9月4日
-
見て・食べて・楽しむ酪農イベント JR那須塩原駅前で9月6日に開催 那須塩原畜産振興会2025年9月4日
-
井関農機とNEWGREENの「アイガモロボ」 Xtrepreneur AWARD 2025でグランプリ受賞2025年9月4日
-
北海道と沖縄県の食の交流「どさんこしまんちゅフェア」開催 セブン‐イレブン2025年9月4日
-
兼松「農業・食品GX」強化へ インセッティングコンソーシアムに参画2025年9月4日
-
火山灰シラスから土壌改良資材「オリジンジオ」農業支援プロジェクト実施中2025年9月4日
-
オランダと考える未来の園芸技術「環境制御型農業特別シンポジウム」開催2025年9月4日