『東北地域におけるタマネギ栽培体系標準作業手順書』を公開 農研機構2024年11月11日
農研機構は11月8日、春まき栽培・秋まき栽培別に栽培技術を解説する『東北地域におけるタマネギ栽培体系標準作業手順書』をウェブサイトで公開した。
『東北地域におけるタマネギ栽培体系標準作業手順書』
年間150万トン程度利用される主要な野菜品目のタマネギは、生産地が北海道・佐賀県・兵庫県等の限られた地域に集中。西日本から北海道へ出荷地域が切り替わる夏場(7~8月)には国産品の供給量が減少し、市場価格が高く推移する。
東北地域では、その気象条件から国内のタマネギ出荷量の少ない夏場の出荷が可能で、西日本と北海道の主産地をつなぐ産地として生産量の拡大が期待されている。
同手順書では、栽培管理における作業工程を春まき栽培・秋まき栽培別に整理。また、各工程で必要となる農薬や機械類、資材について具体名をあげ、タマネギの栽培経験のなくても具体的な栽培管理をイメージしやすいように記載している。
同手順書の活用により、東北地域におけるタマネギの安定生産が達成され、西日本と北海道の主産地をつなぐ産地として成長することで、国産タマネギが輸入タマネギからシェアを奪還することが期待される。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日