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【注意報】アブラナ科野菜などにコナガ 平年より多発 福井県2025年5月28日

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福井県農業試験場病害虫防除室は、アブラナ科野菜、花類にコナガが多発のおそれがあるとして、5月14日に令和7年度病害虫発生予察注意報第1号を発表した。

図1:コナガフェロモントラップ(福井市寮町)雄成虫誘殺数

コナガはアブラナ科野菜など農作物に被害を与える害虫。福井県農業試験場病害虫防除室によると、今年場内に設置したフェロモントラップにおける雄成虫の誘殺数は調査開始の4月上旬から多く推移し、5月に入り急激に誘殺数が増加した。

図2:コナガの生活環(25℃の場合)

フェロモントラップ雄成虫誘殺数は、平前年に比べて多く、5月2半旬まででは平年比18倍、前年比約3倍誘殺された。5月の気温は平年並み、降水量は平年並みの予想。今後、コナガの次世代幼虫による被害が懸念される。

図3:コナガ卵(0.5mm)、図4:コナガ幼虫(老齢幼虫1cm)、図5:コナガによるキャベツの被害、図6:コナガ成虫(体長1cm)(提供:福井県農業試験場病害虫防除室)(提供:福井県農業試験場病害虫防除室)

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)育苗前または定植時の薬剤処理を行い、初期防除を徹底する。

(2)老齢幼虫や蛹では薬剤の効果が劣るため、早期発見に努め、若齢幼虫期に防除を行う。

(3)幼虫は葉の裏に生息するため、葉の裏まで薬液がかかるように散布する。

(4)薬剤抵抗性が発達しやすいため、同一系統および薬剤の連用は避け、系統を変えてローテーション散布を行う。

(5)対象作物により薬剤が異なるため、作物ごとに適切な防除をする。

(6)収穫残さは増殖場所になるため、できるだけ早く処分する。

(7)圃場周辺に自生しているアブラナ科雑草は、本虫の発生源となるので除草を心がける。

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