無人ヘリの新型機「FAZER」を発売 ヤマハ2013年10月11日
ヤマハ発動機(株)は、農薬の空中散布作業など、新時代の農業に貢献する、産業用無人ヘリコプターの新型機「FAZER(フェーザー)」を、11月初旬より全国発売する。
無人ヘリ「FAZER」は、安定した積載重量の確保、汎用性の高い次世代機体プラットフォームへの進化、今後の環境規制への対応、などをコンセプトに開発された。日本の成長戦略の一つである「攻めの農業」に貢献できる新製品だ。また、測量・観測業務や海外での農業利用にも対応できる能力と利便性を兼ね備えている。
従来機と比べ、エンジン出力を24%アップさせたことにより、積載能力も50%向上した。また新設計の送信機や新制御システムを採用し、操作性の向上を図った。さらに環境にも配慮し、FI(燃料噴射装置)を採用した4ストロークエンジンにより、クリーンな排気と静粛性を実現した。
現在、日本の農業分野で活躍している同社の産業用無人ヘリコプターは、2458機。水稲防除でのカバー面積は、日本の全水稲生産面積の35%に達している。
また、同社の無人ヘリは、農業分野以外では、学術調査、防災業務、観測・測量業務などを担っている。新型機「FAZER」の登場により、農業分野をはじめ多様な分野で、無人ヘリ活躍の場がさらに増えるものと、同社は期待を寄せている。
ヤマハ産業用無人ヘリコプター「FAZER」の価格は、1231万6500円(税込)。日本国内で年間120機の販売を予定している。
この件に関する問い合わせは、UMS事業推進部国内営業グループ(TEL:0538-32-1170)まで。
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