ベトナムで合弁会社 ヤンマー2014年12月5日
ヤンマーはベトナムで本格的な農業ビジネスを展開する。12月4日、現地で合弁会社の開所式を行った。
ベトナムは世界第2位の米輸出国だ。これからもさらなる農作物の収穫量アップに向けた農業の機械化が見込まれている。
ヤンマーでは2013年3月ベトナム・カントー市に駐在事務所を開設するとともに、金融業や航空会社なども運営する現地でも有数のコングロマリット企業SOVICO HOLDINGSの協力のもと、ベトナムでの事業開発について調査・研究を行ってきた。
今回の現地企業は、このSOVICO HOLDINGSとの合弁によるもの。8月に現地法人を設立し、このたびオフィスをオープンした。ヤンマーでは、現地法人の本格オープンにより、「現地での経営意思決定の迅速化をはかるとともに、地域密着型のサービス活動を基軸とした顧客接点強化を推進し、農業のソリューション提供をさらに積極的にすすめていく」とコメントしている。
【現地合弁会社の概要】
▽社名:YANMAR AGRICULTURAL MACHINERY VIETNAM CO.,LTD.
▽代表者:岡田嘉宏・社長
▽所在地:ベトナム社会主義共和国ホーチミン市
▽事業内容:農業機械の販売およびサービス業
▽設立時期:2014年8月
▽資本金:500万米ドル
▽従業員数:約40人
▽売上規模:約10億円(2015年計画)
(関連記事)
・【決算】ヤンマー 海外売上高増も増収減益(2014.12.01)
・ヤンマーが博多でプレミアムマルシェ(2014.10.15)
・熊本に大型サービスセンター ヤンマー(2014.08.20)
・ミニショベルのOEM供給 ヤンマーとコベルコが合意(2014.07.31)
・ベトナムに駐在員事務所設立 ヤンマー(2013.04.03)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日