熊本に大型サービスセンター ヤンマー2014年8月20日
ヤンマーアグリジャパン(株)(本社:大阪市北区、原田正孝社長)は、大規模営農を担う大型農家向けに「お客様の手を止めない」効率的サービスを提供するため、九州全域をカバーする大規模サービス拠点「ヤンマーアグリソリューションセンター」を熊本県大津町に新設する。
ヤンマーグループとして初の開設となる「ヤンマーアグリソリューションセンター」は、全ての担い手農家の「なんでも相談窓口」となることをコンセプトにしたもの。九州全域の担い手農家一人ひとりに、最適なソリューションを提供していくことをめざす。
新たに設立される同センター内には、大型農業機械を整備するための充実したスペースを設けた。研修施設も併設し、社員の育成をはじめ、農業経営者に対しても、作物栽培の作業効率アップや、健康な土づくりのための各種のアドバイスを行うサービスなどを提供する。
同センターでは、農家から故障や修理依頼の連絡を受けたら30分以内に駆けつけ24時間以内に対応を完了する、という意味の「ダッシュ30サポート24」をスローガンに掲げ、大型農機のエキスパートサービスマンを配置し、迅速な対応をめざす。
また同社オリジナルの「ドクターアグリ」サービスカーによる巡回点検サービスを行うとともに、突発的農機事故対応として「緊急コールセンター」の機能も備えている。
担い手農家が抱えるさまざまな課題を解決するために、最適なソリューションを提供する「ヤンマーアグリソリューションセンター」は、8月26日にグランドオープンする。
(上イラストはヤンマーアグリソリューションセンター全景イメージ)
【ヤンマーアグリソリューションセンター 概要】
▽所在地:熊本県菊池郡大津町字平川1736-5
▽総敷地面積:約7900平方m
▽主要施設
1.事務所棟:約700平方m
2.整備工場:1564平方m(大型農業機械整備スペース12スパン)
3.研修棟:360平方m
4.巡回サービスカー「ドクターアグリ」5台配置
▽社員数:50人
(関連記事)
・農業技術のオリンピック盛大に 北海道・帯広(2014.08.06)
・ミニショベルのOEM供給 ヤンマーとコベルコが合意(2014.07.31)
・分散型エネルギー システムパッケージを発売(2014.06.05)
・ロシアに初の現地法人 ヤンマー(2014.05.19)
・インドに合弁会社設立 ヤンマー(2014.05.08)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日