安全性には問題なし 全農が輸入化成肥料でコメント2016年8月18日
JA全農は、韓国の化成肥料輸入をすることにしたが、「安全性」などについて危惧する意見がよせられたため、安全性などには問題がないという主旨のコメントを17日に発表した。
JA全農は、8月15日に「担い手直送輸入化成肥料」の本格的な取扱いを始めることにし、その第一弾として、韓国の化成肥料(15-15-7)を28年秋肥用として担い手生産者から受注して輸入することを発表した。
このことに対して、消費者などから安全性について危惧する等の意見が寄せられたため、安全性などに問題はないとして、下記のようなコメントを発表した。その全文は以下の通り。
「担い手直送輸入化成肥料」の本格的取扱についてのコメント
今回輸入する肥料については、農家手取りの最大化、生産コストの低減に向けて取り扱うもので、安価な肥料がほしいという生産者のニーズに応え、選択肢を増やすための提案です。
日本で流通している肥料(複合肥料)の原料は、三要素(窒素、りん酸、加里)のうち、りん酸、加里についてはほぼ全量を輸入に依存しています。今回のような最終製品についても、1990年代より中東などから輸入しておりますが、全農が輸入する肥料は、日本の肥料取締法に基づき、日本国内での品質調査を行い、安全性について確認したものです。
今回輸入する肥料を製造する工場については、海外からリン鉱石や塩化加里などの原料を輸入して、化成肥料を製造、出荷しておりますが、取り扱いに先立ち、現地で製造工程、品質管理体制などを確認しています。
(JA全農の関連記事)
・韓国から肥料を輸入 JA全農 (16.08.17)
・低コスト商品などをホームページに掲載 JA全農 (16.08.17)
重要な記事
最新の記事
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日
-
土日が多い曜日まわり、歓送迎会需要増で売上堅調 外食産業市場動向調査3月度2024年4月26日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2024年4月26日
-
淡路島産新たまねぎ使用「たまねぎバーガー」関西・四国で限定販売 モスバーガー2024年4月26日