プラスチックを最大限薄く「ペコペット」シリーズ新発売 エフピコチューパ2022年8月10日
農産パック・農産フィルム等総合⾷品容器メーカーのエフピコチューパは8⽉10⽇、プラスチック容器の厚みを最大限薄くすることで、プラスチックの使用量を削減した「ペコペット」シリーズの販売を開始する。
プラスチックの厚みを最大限に薄くした「ペコペット」シリーズ
エフピコチューパは、環境対策への取り組みの一つとして、容器やペットボトルリサイクルを自社工場内で行っている。このほど、より環境に配慮した製品へのニーズに応え、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の中で、最も優先順位の高い「リデュース」を目的として「ペコペット」シリーズを開発した。
同社は、青果物自体に強度がある玉物用プラスチック容器をフィルム包装に変えることでプラスチックリデュースを実現する「シンプルパック」を先日発売。プラスチックリデュースを提案したが、青果物にはプラスチック容器で保護しなければ、売り場で傷や潰れが発生し品質が保ちにくいものも多く存在する。
「ペコペット」シリーズは、フィルム包装への変更ではプラスチックをデュースできない青果物に対し、大幅な容器の薄肉化という新たなアプローチでプラスチックリデュースを実現した。また、復元性の高いダイヤ状のリブと、積み重ねても潰れにくい形状で段積み陳列も可能。プラスチック使用量を削減しながら、内容物の詰り感を演出するデザイン設計で、容器側面に大きな通気口(ダクト)を設け、通気性を確保した。また、細かいダイヤ状のリブにより、内容物の鮮度感を演出。容器が変形しても外れにくい形状のボタン嵌合している。容器の素材には、ペットボトルをリサイクルした「エコA-PET」を使い、バージン原料と比べCO2排出量を30%削減できる。
「ペコペット」シリーズのラインナップ
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