微生物植物活性剤「東京8」アフリカ農業支援で成果発表 太陽油化2022年8月26日
株式会社太陽油化が開発した有機JAS認定資材・微生物植物活性剤「東京8」のアフリカでの栽培成果と現地での生産開始が、8月26日~27日にチュニジアで開かれるTICAD8(第8回アフリカ開発会議)の公式サイドイベント「アフリカで容易に実現できる健全な土壌と食料安全保障 -TOKYOから提案する環境再生型農業-」で報告された。
19日に行われた「第1回TICAD8公式サイドイベント」の様子
同社は、自社の長年の微生物研究の成果として生まれた新商品「東京8」を、国内並びに海外における農業分野での生産性向上をめざして活動してきた。農業の生産性向上は日本でも課題だが、特に途上国では食料安全保障上最も重要な課題となっている。同社は、グループ企業のTOKYO8 GLOBALが、2020年からアフリカやアジアの途上国・新興国で、「東京8」を利用した栽培実験を繰り返してきた。
今回はアフリカ11か国で栽培実験を進めてきた活動の成果を、TICAD8の公式サイドイベントとして発表した。19日行われた「第1回TICAD8公式サイドイベント」は、日本だけでなくリベリア・インドネシア・モザンビークなど世界16か国から参加。事例発表は現地の生の声を届けるため、リベリア、レソト王国、マラウイ、モザンビークの4か国からzoomウェビナーを使って発表された。また、日本の農業関係者や、世界各国の農業支援の各種団体から活発な質問が飛び、予定時間内では議論が終わらぬほどの盛況の内に幕を閉じた。
さらに、第2回TICAD8公式サイドイベントを8月30日の19時から開催。「TOKYO8」を継続的に使用している日本の3者が登壇し、「TOKYO8」の使用状況や成果について発表する。また、参加者の関心に合わせたブレイクセッションを設定し、日本語で詳しく説明。質疑応答の時間も大幅に設けており、「TOKYO8」に関する知識を現場の生の声より深められる。
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日