"えぐみ"のシュウ酸を70%オフ サラダほうれん草「まろみ」新発売 トーホク2022年9月2日
種子メーカーのトーホクは、新品種の低シュウ酸ほうれん草「まろみ(えぐみ主成分のシュウ酸含量70%オフ)」を開発。7月から全国のホームセンターで販売している。
トーホク独自の育成技術で作られた低シュウ酸ほうれん草は、今までにない新しい品種で、特許が認められたオリジナル品種。ほうれん草の葉に含まれる、えぐみの主成分であるシュウ酸が従来品種の70%カットされている。
シュウ酸は水に溶けやすいため、一般的に茹でることであく抜き処理が行われるが、シュウ酸含量の少ないほうれん草は、その必要がないため調理の手間が省ける上、ほうれん草の風味も味わえる画期的な品種といえる。
パッケージ
シュウ酸含量の成分分析は、土まき栽培の収穫適期株を日本食品分析センターで実施。従来品種は、成葉100g当たりシュウ酸含量740~900mgに対し、新品種は同150mgという結果が得られた。実際の試食でも「まろやかな味わいで、えぐみを全く感じない」という感想がほとんどで、サラダやスムージーとして新しい楽しみが期待される。
低シュウ酸ほうれん草「まろみ」は、プランターで栽培でき、サラダに最適で収穫適期の草丈約15センチより大きくなってもシュウ酸含量は少なく、えぐみやアクの少ないほうれん草が収穫できる。
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