トルコギキョウ新品種「ボヤージュ」や無花粉タイプなど計11品種を追加 サカタのタネ2022年11月1日
サカタのタネは、2023年のトルコギキョウ新品種として『ボヤージュ2型)スノー』と『ボヤージュ(2型)ライトシャンパン』など計11品種を開発。11月から営利生産者向けに種子を販売する。人気の大輪八重咲きフリンジ・セミフリル種から小輪の無花粉タイプまで、より栽培しやすい品種をラインアップした。
「ボヤージュ(2型) スノー」(左)と「ボヤージュ (2型) ライトシャンパン」
フリンジ咲きで花形に優れた「ボヤージュ」シリーズには、純白で大輪、華やかなフリンジが入る『ボヤージュ2型)スノー』を追加。チップバーンや茎折れなどの生理障害が発生しにくく、栽培しやすい。
『ボヤージュ1型グリーンver.2』と『同2型ピンクシェイク』は、強いフリンジの花形とチップバーンの起きづらさを両立させた品種。蕾のまま開花せずに枯死してしまう"ブラスチング"も発生しづらいため、出荷ロスが少なく、安定した生産が期待できる。『同2型)ピンクシェイク』は、白地にピンクのかすりが入る花色が特徴で、花色が出にくくなる低日照期でも発色に優れている。
無花粉タイプの「ソロPF」シリーズには、『ソロPFララブルーver.2』『同ララサクラ』を追加。一般的な切り花用のトルコギキョウと比較して、茎がしなやかな品種で、花粉が発生しないため花が汚れず、花持ちもよいことから長期間花を楽しめる。しなやかな印象の草姿を生かしたナチュラルブーケや和のアレンジにもおすすめ。
このほか、『ボヤージュ(2型)アプリコット』『マキア(2型)ライトアプリコット』『レイナ(2型)ディープラベンダーver.3』、「ロジーナ」シリーズには『ロジーナ(3型)スノーver.2』『同(3型)ピンクver.2』の2品種を追加。11品種はイベントなどの業務用需要や、コロナ禍で増えたホームユースでの利用も想定される。
価格は、ペレット種子61袋1000粒で4400円~5500円(税込)。全国の種苗店、JAルートを通じて販売。
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