温室効果ガス対策「千菜一遇 農en カーボンニュートラル PLUS」提供開始 大治2022年11月14日
農業体験を活用した企業価値向上支援サービス「千菜一遇 農en」を提供する株式会社大治は12月1日、株式会社TOWINGの "高機能ソイル" を活用した「千菜一遇 農en カーボンニュートラル PLUS」の提供を開始する。
手軽に取り組める温暖化ガス対策「千菜一遇農en カーボンニュートラルPLUS」
「千菜一遇 農en カーボンニュートラルPLUS」は、企業が農作業体験で契約する土壌に、TOWINGが新たに開発した二酸化炭素を大量に含む "高機能ソイル" を撒くことで、二酸化炭素を土壌に固定させるカーボンニュートラルの取り組みを付加したサービス。温暖化ガス対策に対し、「初期コストの高い施策が取りにくい」「どのような取り組みを行えば良いのか分からない」など企業の課題を解決する。
高機能ソイルは、植物の炭など多孔体に微生物を付加し、有機質肥料を混ぜ合わせて適切な状態で管理してつくられた人工土壌。農研機構が開発した技術に基づき、TOWINGが栽培システムとして実用化した。
「千菜一遇農en カーボンニュートラルPLUS」は、2アールの土壌に約4000~8000リットルの "高機能ソイル" を撒くだけで設備投資がかからない。また、費用は基本料金に加え、15万円前後(高機能ソイル+運搬コスト)と取り組みやすい。また、8000リットルの高機能ソイルを使った場合、2アールで約1200キロの二酸化炭素を削減。具体的な削減量が数値で見えるため、目標設定や情報発信が具体的にできる。「J−クレジット」として他社へも販売できる。
さらに、農業体験を楽しむことが "温暖化ガス対策" の取り組みにつながるため継続しやすく、そこで栽培した野菜を食べることで "食べる温室効果ガス削減" にもつながる。
農業体験を楽しむことが "温暖化ガス対策" の取り組みにつながる
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