ほ場分析アプリ「Sagri」スマホWebアプリ対応開始 サグリ2022年11月29日
衛星データとAI、区画技術を掛け合わせ、農業や環境での課題解決をめざす岐阜大学発ベンチャー企業のサグリは、ほ場の状態を可視化し農業生産者がほ場管理を効率化するアプリ「Sagri」のスマホWeb版の提供を開始した。

ほ場の分析アプリ「Sagri」は、農業生産者が管理する農地を登録することで生育状況と土壌解析をスムーズに行えるサービス。Sagriに搭載された土壌モデルは、同社の基盤技術に加え、農林水産省データ駆動型土作推進事業の補助事業等を通じて取得した土壌分析データを教師データとして開発された。Local Innocation Challenge HOKKAIDOの事業を通じて北海道新篠津村や同社の本社がある兵庫県丹波市でも農家と連携して実証し、8月30日からサービス提供を始めた。
これまではパソコン版のみの提供だったが、サービスを通じて農家に利用状況をヒアリングしたところ、ノートパソコンを持っていないとほ場に持ち運ぶことが難しく、手軽に使いにくいという声があった。スマホ版は、ほ場に気軽に持ち運べるスマホを活用できるよう、パソコン版で使えるサービスをそのままに落とし込み、「Sagri」がより利用しやすくなった。
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