つる割病5つのレースとえそ斑点病に耐病性 赤肉メロン「レノンスター」新発売 タキイ種苗2022年12月13日
タキイ種苗は、果実品質のよい赤肉メロンの新品種「レノンスター」の種子を発売した。
メロン「レノンスター」
メロンの生産現場では、昨今の気象変動により栽培が不安定になり、連作による病害リスクも年々高まっている。特にメロンつる割病は被害が拡大し、各地でレース分化が報告されている。また、主要産地では一般的に耐病性台木の利用されるが、接ぎ木を含めた育苗労力や、苗購入費の負担もありメロンの栽培離れにもつながっている。そこで、タキイ種苗は、つる割病とえそ斑点病に複合耐病性を示し、自根で栽培可能な赤肉ネットメロン「レノンスター」を育成。『レノン』シリーズの特長である「可食部が多い肉厚な果肉」「食べごろが長続きする日もちのよさ」を備え、需要が高まるカット販売にも最適な品種。
「レノンスター」は、土壌病害である、つる割病全レース(F0、F1、F2、F1,2y、F1,2w)とメロンえそ斑点病(MNSV)に耐病性があり、自根で栽培可能な赤肉ネットメロン。うどんこ病(PM)にも比較的強い耐病性を示す。強めの草勢で、栽培初期に低温に当たっても生育が緩慢になりにくい。また、果揃いがよく、太めのネットが密に安定して発生するため秀品率が高くなる。高糖度で日もちがよく、食べごろの状態が長く続き、緻密な肉質で老若男女問わず好まれる味わい。「レノンスター」(100粒)は、9350円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日