愛媛県西条市と連携 作付け調査の効率化アプリ「デタバ」の実証実験開始 サグリ2022年12月29日
衛星データ×AIで農業と環境課題の解決を目指すサグリは12月28日、愛媛県西条市と連携し、同社の作付け調査効率化アプリ「デタバ」の実証実験を行うことを発表した。
同社は、これまで愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト トライアングルエヒメに採択。愛媛県内子町で農地調査の負担を軽減するため、9月から衛星データから農地利用状況調査を効率化する「アクタバ」と作付け調査を効率化する「デタバ」を提供し、衛星データを活用した農地調査の効率化実装検証を行ってきた。
西条市は日本一の生産量を誇るはだか麦やあたご柿、春の七草など、多種多様な農作物の一大産地。広大な農地の作付調査は現地確認の負担が大きく、効率化が求められていた。
デタバは農地の作物銘柄を見分けられる行政の地域農業再生協議会向けのソリューション。営農計画書で申請された作物が申請通り作付けされているかAIが判断し、申請通りに作付けされていないと判断された場所に絞ることで調査を効率化できる。
愛媛県デジタル実装加速化プロジェクトは、愛媛県が実施する、産業の稼ぐ力の更なる強化のため、デジタル技術やロボットを実装し、地域課題の解決にチャレンジするプロジェクト。各種産業のモデル事業者が取得したデータを有効活用し、利便性・効率性を共に高めることで県内各地・各種産業分野で広げ、「人と人とのつながりをデジタルが支える社会」の実現を目指している。
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