フランスのアグリテック企業に出資 クボタ2023年2月10日
株式会社クボタは、カメラで撮影した画像データをAIで分析することで、ブドウの病害や生育状況を検知し、独自のアルゴリズムで適切な農薬散布量の提案を行うフランスのスタートアップ企業Chouette社に出資たと発表した。
農薬散布マップイメージ
近年の気候変動の影響を受け、欧州のブドウ農場では病害の発生が増加しており、品質や収量低下などの影響が深刻化している。
Chouette社は、主にブドウの生産者向けに、トラクタやドローンに取り付けたカメラで撮影した農園内の果樹の画像データからAIを用いて病害や生育不良を検知するサービスを展開。
得られた病害や生育不良のデータと独自のアルゴリズムを用いて適切な農薬散布の箇所・量を示したマップを作成することができ、これを活用することで効果的に病害の拡大を予防し、使用する農薬も最小限に抑え、環境負荷と農薬コストを低減することが可能となっている。
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