「ふくい天空のいちご狩り」土木用排水材の応用資材を提供 前田工繊製2023年2月15日
土木・建築資材と各種不織布を製造・販売する前田工繊(福井県坂井市)は、3月10日にオープンする西武福井店の屋上で開かれる農業体験コンテンツ「ふくい天空のいちご狩り」に資材を提供する。
「ふくい天空のいちご狩り」は、いちご、トマトなど農産物の生産や観光農園などを運営する明城ファーム(福井県越前市)が開催するイベント。同社は、「令和2年度 将来のふくいを牽引する技術開発支援事業において、「福井県の繊維技術を応用した低コスト培地での苺生産実証実験」を行っている。
その中で、いちご栽培の低コスト高収穫を実現するため、一部ロックウール(人造鉱物繊維)と併用する繊維培地を用いた養液栽培技術を開発した。培地には、前田工繊が開発・製造する「繊維資材(排水材)」を利用し、排水効率を改善するとともに低コスト化を実現。春先には昼夜間の培地内温度差を大きくできることから、良好な糖酸比を達成できることが判明している。
繊維資材による新しい繊維培地「モノフィラチューブ」
「ふくい天空のいちご狩り」は、百貨店の屋上という限られた敷地でのいちご狩りであるため、狩り取り後のいちご苗(特殊プランター)と郊外にある明城ファームのハウスで生長させたいちごの果実が多い苗(特殊プランター)を、順次ローテーションして出荷する。
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