ヤンマー最大馬力のコンバイン「YH6135/7135」発売 ヤンマーアグリ2023年3月17日
ヤンマーアグリは4月1日、農家の大規模経営を支えるため、ヤンマーの農業機械史上最大の138馬力のエンジンを搭載した6/7条刈りコンバイン「YH6135/7135」を新発売。高出力エンジンと新開発の脱穀部や、新・自動ロス制御など独自技術で高速刈り作業を実現する。
コンバイン「YH6135/7135」は、高能率・高速刈取りを目指し、ヤンマーコンバイン史上最大馬力の138PSエンジン「4TN101FDT-1SRC」を搭載。高速作業(YH6135:2.1m/s、YH7135:1.9m/s)を実現する。
コンバイン「YH6135」・高出力エンジン「4TN101FDT-1SRC」
ハイパワーと低燃費を両立したコモンレールエンジンに、排ガス中のNOx(窒素酸化物)を大幅に削減する尿素SCRシステムと、排気中の粒子状物質を捕集するDPFを装着し、排ガス規制をクリア。また、高速刈りに対応した脱穀処理を実現するロングこき胴と送塵口処理胴を組み合わせた「快速二重胴」や、広い揺動板によって処理能力を高め、大量の籾を効率良く、高精度に選別する「ワイド揺動板」などロスのない余裕の脱穀処理を実現する技術を採用した。
操作空間のキャビンは、広々とした足元に、ヘッドクリアランスも十分に確保。エンジンや作業部からの振動・騒音を軽減しに、良好な視界性で安定した作業を実現。また、使用頻度の低い操作レバー、スイッチ機能をメーターおよびスイッチBOXに集約することで、室内空間の拡大した。また、オートエアコン搭載で快適な作業を実現する。
このほか、収穫ロスを抑える「新・自動ロス制御」や、設定した一定の高さで刈取る「自動刈高さ制御」、収量センサーによる「収穫量モニター機能」など、独自技術で高能率な作業を実現する。メーカー希望小売価格は2006万4000円~(税込)。
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