営農支援ツール「アグリノート」のウォーターセルと業務連携開始 Green Carbon2023年6月23日
Green Carbon（グリーンカーボン）は6月から、営農支援ツール「アグリノート」を開発・運営するウォーターセルとJ-クレジットの効率的な創出と普及を目的とした業務連携を開始した。
Green Carbonは、カーボンクレジット創出やJ-クレジット/ボランタリークレジットの登録、販売までを一気通貫でサポートする事業を展開することで地球のカーボンニュートラルに貢献。3月1日に、J-クレジットの運営委員会で「水稲栽培における中干し期間の延長」の方法論が新たに承認された。
この方法論に基づくJ-クレジットを申請するためには、①排出削減量とカーボンクレジット創出金額を計測するための5項目の測定、②直近2年間の平均実施日数より7日間の中干し期間の延長とその記録、が必要とされるが、農家にとって測定の煩雑さと記録の保管が申請の課題となっている。
Green Carbonは、①については、5項目を入力するだけで排出削減量とカーボンクレジット創出金額がわかるシミュレーションツールを独自に開発。また、②については、農家の中干し期間をデータ管理し、過去データや生産管理記録を蓄積することができるウォーターセルの営農支援ツール「アグリノート」を活用することで申請に必要なデータを手間なく準備できる。
両社による技術の相乗効果を踏まえ、6月から「アグリノート」を開発・運営するウォーターセルとの業務連携を開始。これを機に、全国の稲作生産者へ両ツールを組み合わせた申請支援プログラムを展開する。
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