2製品が2023年度グッドデザイン賞「私の選んだ一品」にも選出 マックス2023年10月11日
マックスは、結束クリップ「バイオマス コニクリップ」と、充電式袋とじ機「モバイルパックナー」の2製品が、10月5日発表の「2023年度グッドデザイン賞」を受賞。このうち「バイオマス コニクリップ」は審査委員セレクション「私の選んだ一品」に選出された。

軽く差し込むだけでクリップ留めと袋口カットが同時にできる袋とじ機「コニクリッパ」は、野菜・果物などの青果物やパン、菓子などの食品の袋・ネットとじに活用されている。
その専用消耗品で「私の選んだ一品」に選ばれた「バイオマス コニクリップ」は、植物由来のバイオマス素材を28%配合し、環境負荷の軽減を実現。ハサミや包丁を使わず、袋やネットを破ることなく指先で簡単に取り外しができるため、食品が残った際にも、とめ直すことで購入時の袋を再利用して保存できる。
「私の選んだ一品」は、2023年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ、個人的なお気に入りや気になる受賞デザイン約90点を、審査委員のコメントとともに紹介するグッドデザイン賞の人気企画。
マックスの「バイオマス コニクリップ」を選出した審査委員の筏久美子さん(ギャラリーディレクター・TOTOギャラリー・間 代表)は、「約3センチ角の小さな切片が、私たちの日常生活を支えている。二辺で結び合うための曲げの角度、とじる袋ごとの性質に合わせた開口部の形状、軽い力で何度もとめ直せる凹凸、要るだけ使えるテープ状、バイオマスプラスチックを使用した環境配慮などを一枚1円に満たない価格で実現した、工夫満載の一品」とコメント。
また、プロダクトデザイナーの清水久和氏は「私たちの生活に浸透して誰でも目にしていながら、使い終わったら見向きもされない目立たない存在。暮らしを支えてくれている縁の下の力持ちのような、そんなデザインに日の目をあてたい私にとって、これ以上ないぴったりの製品でした。
徹底した機能的な作りに、検討を重ねた気配を感じる。愛すべきデザイン」と評した。
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