世界初のPBATバイオポリマー「ecoflex」が誕生25周年 BASF2023年10月27日
BASFは、世界初のPBATバイオポリマー「ecoflex(エコフレックス)」の誕生25周年を迎えた。「ecoflex」は、プラスチック製品の廃棄処理方法に新たな選択肢をもたらし、有機物のリサイクルを可能にすることで循環型経済に貢献している。
PBATバイオポリマー「ecoflex」を使った製品
バイオポリマーの「ecoflex」は、1998年にプラスチック市場に投入され、世界で初めて生分解性と堆肥化可能性が認証されたポリマー。「ecoflex」には、石化由来の「ecoflex F」、一部バイオベースの原料を含む「ecoflex FS」および「同FG」など、幅広いグレードがあり、EN13432、AS4736、ASTM 6400を含め、最も要求の厳しい国際規格に基づき、工業的堆肥化施設での生分解性(インダストリアルコンポスタブル)が認証されている。
さらに、「ecoflex」は、家庭用堆肥化設備や農地においても微生物による生分解が可能(EN 17033)。
BASFのコポリエステルは、欧州の食品接触規制や米国食品医薬品局(FDA)の食品接触規制の要件を満たす数少ないコンポスタブル認証されたポリマーで、「ecoflex」は、BASFのコンポスタブル認証されたコンパウンド材料であるecovio(エコバイオ)のベースポリマー。
BASFは、すべての地域でコンパウンド加工できる体制を整えているため、トップクラスの素材性能とオーダーメイドのサービスを提供することで、世界のフィルム、包装、農業市場に対応することができる。
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