農業DX「レポサク」イチBizアワード2023で「最優秀賞」受賞 エゾウィン2023年11月13日
農業DXを実現するプロダクト「レポサク」を開発・提供するエゾウィン(北海道標津町)は11月8日、令和5年度内閣官房地理空間情報活用推進室主催の「イチBizアワード2023」において、「最優秀賞」と「協賛企業特別賞」を受賞した。
イチBizアワード2023の表彰式で。前列左から6人目がエゾウィン代表取締役の大野宏氏
「イチBizアワード」は、地理空間情報を活用したビジネスコンセプトを競うもので、革新的なアイディアの社会実装を目指している。100を超える応募の中から選出された5人が最終審査に臨み、その中で特に卓越したアイディアが表彰され、エゾウィンは最高栄誉の「最優秀賞」と「協賛企業特別賞」を受賞した。
同社は、現在提供している「レポサク」から、人口減少が起きる将来に向けて「国内最大の自動化農場の実現」についての構想を発表。導入がとても簡単で、地理空間情報を手軽に幅広い人が利活用でき、誰にでも農業DXを実現可能にした革新性が評価された。
「レポサク」は、農作業の「今」と「過去」をハッキリ映し出し、未来へつなぐ農業DXを実現するプロダクトで、スマートフォン・パソコンから車両の現在位置と進捗状況を見ることができる。車両の走行軌跡がリアルタイムに地図上に描かれるため、無線では難しかった細かな進捗状況を手にとるように把握。また、端末を車両の電源に挿すだけで導入が完了するため、関係者全員が利用できる。作業計画の立案や変更、無線連絡や見回り軽減、給油や故障の対応などに貢献する。
レポサクはGPS端末を乗せるだけで誰でも農業DXを実現
「レポサク」は、過去にスマート農業実証プロジェクトで採用され、作業効率10%向上、事務効率向上、ストレス軽減などの成果を上げた。簡単に使えるプロダクトで、現場で積極的に活用でいるため、研究用のデータも蓄積される。
重要な記事
最新の記事
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日