【CES2024】コンセプトマシンが提案する未来の農業作業の自律性 クボタ2024年1月22日
クボタグループは2024年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市CES2024で、コンセプトマシン「New Agri Concept」を発表した。
株式会社クボタは2021年、同社の果たすべき役割とグループ全体の指針を定義し、長期ビジョン「GMB2030」を策定し、CES2024を未来志向の企業姿勢を訴求する場ととらえ、GMB2030で描く未来の農業の一端としてコンセプトマシンNew Agri Conceptを展示した。
同機は自動運転が可能な電動車両で、現行の自動運転トラクタとは異なり人間の目視による監視を必要とせず、カメラやセンサーによる情報をもとに自律的かつ安全に作業を行うことができる。また一般的に産業用機械の電動化においては稼働時間の確保が課題ですが、New Agri Conceptはバッテリー10%から80%まで6分以内に充電することが可能な急速充電機能を有している。
また、同機はワイン用のブドウ畑をはじめとする農業分野での幅広い用途での利用を想定しており、車輪や作業機器の駆動用に6つの独立したモーターを搭載し、耕うんや運搬など、多様な作業を行うことが可能。
CES2024で同時に公開したコンセプトムービーでは、営農データの自動収集やAIによる高度な分析、遠隔での作業状況監視などの先端技術と本機を組み合わせた、未来の農業の姿を描いている。
同社は、「今後も心豊かな暮らしと持続可能な社会の実現に向け、優れた製品の開発とソリューションの提供に取り組んでまいります。」と語る
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