操作性・作業性が向上 ミニ耕うん機「YK-MRシリーズ」発売 ヤンマーアグリ2024年1月23日
ヤンマーアグリは2月1日、作業性・安全性が向上したミニ耕うん機「YK651MR/YK751MR」を発売する。
ミニ耕うん機「YK651MR,ZLE」
ミニ耕うん機「YK651MR/YK751MR」は、プロ農家・自給的農家から家庭菜園を楽しむ非農家ユーザーまで幅広く使える豊富なラインアップを展開する「YK-MRシリーズ」に、旋回時にハンドルを下げるだけで旋回レバーが"直進"から"旋回"へと切り替わる「さげて旋回」機構を追加した。
また、「駐車ブレーキ」の追加や耕うん深さを最大180mmとすることで、従来機より安全性と作業性が向上した。メーカー希望小売価格は25万800円~35万8600円(税込)。
セルスタータ式 キースイッチ
◎ミニ耕うん機「YK651MR/YK751MR」特長
(1)作業や条件に合わせて選べる豊富なラインアップ
・標準仕様:正転ロータリー、ナタ爪を装備し、耕うん・うね立ての基本を備える。
・一軸正逆転仕様:中央の爪が逆回転する一軸正逆転ロータリーで作業開始からしっかり耕うんでき、硬いほ場での機械の飛び出しを軽減する。
・うね立て仕様:ハイブリッド爪を装備。爪を付け替えずにレバー操作だけで、耕うん・うね立て・うね盛りの作業の切り替えが簡単。
・本格うね立て仕様:揚土専用の爪が力強く土を跳ね上げ、本格的なうね盛り作業が出来る。
馬力は6.3馬力と7.0馬力の2種類、キースイッチを回して簡単にエンジンが始動できるセルスタータ式(E仕様)やけん引力の大きい大径タイヤ(L仕様)など、作業やほ場の条件に合わせて選べる全23仕様を展開。
(2)シンプルな操作で使いやすい充実機能
新機能「さげて旋回」は、手元の「ハンドル上下レバー」を握ってハンドルを最下段まで下げると、同時に「旋回レバー」が"直進"から"旋回"へ切り替わる機構。旋回時の手順が減り、スムーズに旋回ができる。「旋回レバー」が"直進"時はデフロックにより直進性が向上。"旋回"時はデフロックが解除され小回りがきき、爪の回転も止まるので安心して旋回ができる。
新たに装備した「駐車ブレーキ」は、傾斜地や車載時の不意の動き出しを防止。軽トラックに載せた状態でも、下から手を伸ばして簡単にブレーキがかけられる。
(3)作業がはかどる耕うん性能と整地性
片手で手を汚さず簡単に作業の切り替えができる「ALL-IN-ONE」は、アタッチメントなしで「耕うん・うね立て・移動」の3つのモードに対応。耕深は従来比10mmアップの最大180mmで、深くまで耕うんできる。リヤシートは、ゴム先端部の厚みが従来と比較して3mmアップしたことで、整地性が向上した。しなやかさは変わらず、土をしっかり抑えながら整地するため、耕うん時の整地、うね立て時の整形がきれいに仕上がる。
アタッチメント(別売)を装着すると、うね立て作業や整形マルチ作業、播種作業の他に、除草作業や除雪作業など、1台で多様な作業が行える。
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