奈良県宇陀市と環境と調和のとれた農業の産地づくりに関する連携協定を締結 井関農機2024年3月5日
井関農機株式会社は、奈良県宇陀市と環境と調和のとれた農業の産地づくりに取り組むことを目的として、3/1に連携協定を締結した。
締結式の様子
宇陀市は、令和4年度にオーガニックビレッジ宣言を行い、有機農業をはじめとする環境と調和のとれた農業を推進している。現状宇陀市の有機農業では、野菜の栽培が中心であったが、米の生産においても食味、品質の向上や環境と調和のとれた生産方法の勉強会がこれまでより積極的に行われ、最近では有機農業の検討・導入が進められている。こうした中、アイガモロボをはじめとした環境保全型スマート農業に取り組む井関農機と連携することで、生産技術、生産性、人材等に関する地域課題を解決し、有機農業をはじめとする環境と調和のとれた農業の産地づくりを目指す。
連携事項は、①有機農業をはじめとする環境と調和のとれた農業の生産技術の確立及び普及、②有機農業をはじめとする環境と調和のとれた農業の生産性の向上及び省力化、③有機農業をはじめとする環境と調和のとれた農業を実践する者の人財の育成及び人財確保、④スマート農業技術の活用、⑤みどりの食料システム戦略の実現に向けた持続型農業の普及啓発、⑥その他、前条の目的達成のために必要な事項、の合計6項目。
今後は、環境と調和のとれた水稲の栽培方法の実証や、スマート農機を活用した有機農業技術の推進、食育イベントの開催などの実施を予定している。
締結にあたり井関農機・冨安代表取締役は、「アイガモロボ等の技術を駆使し、宇陀市の皆さまとともに⼒を合わせて「環境と調和のとれた農業の産地づくり」の実現に向け、有機技術の確⽴、普及に取り組んでいきたい。全国に先駆けてオーガニックビレッジ宣⾔を⾏われた宇陀市の皆さまと共に取り組めますこと、⼼より楽しみにしている」とした。
重要な記事
最新の記事
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日