国際海事展「Sea Japan 2024」に出展 簡単・迅速・高精度なバラスト水検査機器 サタケ2024年4月2日
株式会社サタケは、商船三井テクノトレード株式会社と共同で、4月10日から3日間、東京ビックサイトで開催される「Sea Japan 2024(主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン)」に出展する。
BALLAST EYE
「Sea Japan 2024」は、国内最大の国際海事展。業界関係者が多数来場する同展示会には、国内外の海事関連企業が最新の技術・サービスを展示する。サタケはバラスト水生物検査装置「BALLAST EYE」とバラスト水サンプリング装置「BALLAST CATCH」を出展する。両機はバラスト水の採水や濃縮、その分析に多くの人手や時間がかかっていたバラスト水検査を省力化しつつ、高精度な検査を短時間で簡単に行うことができる装置。
船舶から放出されるバラスト水の海洋環境への影響に対応するため2017年にバラスト水管理条約が発効。2022年6月にはバラスト水処理装置の試運転試験の際にバラスト水分析を行うことが義務化された。さらに今後、船舶の定期検査及び中間検査時にも義務化される動きがあり、検査装置の需要がより高まると見込まれる。
サタケは「BALLAST EYE」の実演と「BALLAST CATCH」の展示に加え、「バラスト水生物検査の現状と動向」と題して出展社プレゼンテ―ションを行う。また、船舶業界への販路拡大を目指し、サタケが独自に開発した電動機「SIMモータ」シリーズのパネル展示も行う。一般的な汎用モータと比較して始動時に小さい電流で大きな力を生み出す特長を持った「SIM-Gモータ」など三相かご形誘導電動機をシリーズで展開している。
出展ブース番号は東2ホール 2J-33、開催時間は10時より17時まで。
1.展示会概要
名称:Sea Japan 2024
会期:2024年4月10日(水)~12日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 東1・2・3ホール
主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社
出展対象:造船、舶用機器、その他
2.主な出展機・製品の概要と見どころ
○展示・実演機種
バラスト水生物検査装置「BALLAST EYE」(実演展示)
○製品概要
バラスト水管理条約のバラスト水排出基準(D-2 基準)で規定されている、最小径が50マイクロメートル以上(Lサイズ)と、最小径が10マイクロメートル以上50マイクロメートル未満(Sサイズ)の生物個体数を簡単・迅速・高精度に推定。約15分で結果が得られる。
○展示・実演機種
バラスト水サンプリング装置「BALLAST CATCH」※1(展示のみ)
○製品概要
最小径が50マイクロメートル以上(Lサイズ)の生物個体数を検査するため、サンプル水を必要な量に濃縮できる、簡単・小型・軽量かつ電源不要な装置。
○展示・実演機種
三相かご形誘導電動機「SIM-Gモータ」(パネル展示のみ)
○製品概要
2台の汎用モータを結合し1台にした構造を利用し、半分の出力特性により始動することを実現。始動電流をスターデルタ始動の約1/2、直入れ始動の約1/6に抑えることが可能。
※1...MOLマリン&エンジニアリング株式会社と共同開発。
※2...出展内容は都合により変更の可能性あり。
3.サタケのプレゼンテーション概要
テーマ:「バラスト水生物検査の現状と動向」
日時・会場:
2024年4月10日(水) 15:30~16:00 セミナー会場B
2024年4月11日(木) 14:30~14:50 セミナー会場D
【問合わせ先】
株式会社サタケ プラント事業本部 企画管理室
〒739-8602 広島県東広島市西条西本町2-30
TEL:082-420-8549 / FAX:082-420-0003
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日