水素エンジン発電機が初稼働 7時間の電力供給に成功 やまびこ× i Labo2024年4月3日
やまびこは3月30日、i Laboと共同開発した水素エンジン発電機の実証機を、東京・有明で開かれた「フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix」で初稼働。10台のフードトラックへ7時間にわたり電力を安定供給した。
「フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix」で初稼働した水素エンジン発電機
公開された実証機は、やまびこの「100kVA Shindaiwa」発電機をベースに、i Laboが水素燃料で運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」を実施。水素燃料を燃焼させて発電を行うため、運転時の CO2排出を限りなくゼロにする。
イベント会場では、10台のフードトラックへ調理などに不可欠な電力を継続して供給することが要求されていたが、当初の予定通り役割を果たし、イベント開始の午前11時からイベント終了の午後6時まで、7時間にわたり安定した連続稼働と電源供給を実現。来場者からも、「従来のディーゼル発電機の匂いの無さ」、「排気の綺麗さ」 や 「スムーズな動作音」などが変好評で、様々な場面での活用への期待が寄せられた。
今回の実証機による安定稼働は大きなステップとなり、今後も水素エンジン発電機に関心のある企業・団体などを通じて多様な場面での活用を進め、水素インフラ整備の加速の一助になることをめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































