LINEで簡単防除相談 AIで病害虫診断&防除アドバイスが可能に アグリショット2024年9月17日
アグリショット(和歌山県和歌山市)は9月3日、農作物の病害虫画像診断アプリ「アグリショット(柑橘版)@LINE」に、テキストで防除方法を質問できる生成AIチャット機能を搭載した。
「Agrishot(柑橘)@LINE」は、同社が2018年にリリースした国内初の農作物の病害虫画像自動診断AIアプリ。LINEのトーク画面に病害虫の画像を送ることで、AIが自動で病害虫名を診断し、5秒程度で診断結果を返信する。8月現在約3000ユーザーが登録している。
このほど、同アプリに生成AIによる防除相談機能を追加し、病害虫画像を送信した場合は、病害虫名を診断する。また、テキストで防除方法に関する質問を送った場合は、防除方法やおすすめの農薬、農薬混用事例の有無などを自動回答。このAIには、柑橘を加害する病害虫の防除方法や農水省の農薬登録情報、農薬混用事例などおよそ3000ページ分のデータを学習させており、特定の病害虫についての防除方法や、薬剤の選定、防除時期、農薬登録内容など、質問内容に合わせて回答する。
スマートフォンのメッセージアプリLINEに@LINEの「アグリショット」を友達追加することで、誰でも無料で利用できる。
チャットボットを活用し、検索と情報共有の簡素化を進めることで、後継者や新規就農者のスキル向上に向けた情報提供や新たな知見の周知に役立てられる。
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