アイガモロボが第11回ロボット大賞「農林水産大臣賞」を受賞 井関農機から年間500台販売 NEWGREEN2024年9月19日
株式会社NEWGREENが開発・製造し、井関農機株式会社が販売する「アイガモロボ」が第11回ロボット大賞「農林水産大臣賞」を受賞した。9月18日にJapan Robot Week2024会場内で開催された表彰式には中村取締役副社長らが登壇し、鈴木農林水産副大臣から賞状と記念品を受け取った。

表彰式の様子
アイガモロボは、化石燃料や化学農薬、人の手を使わずに自動で走行する水田抑草ロボット。G7農業大臣会合で展示された他、中国やベトナムでの実証実験が開始されるなど、国内外から注目を集めており、今後10年間で数万台の販売を計画している。
受賞については、自動水田抑草ロボットを世界で初めて実用化したことや、2023年には生産した限定500台を井関農機から販売し完売するだけではなく、来年には改良を加えた安価版が発売予定であり、さらなる普及も期待できること。また、ロボットの販売と同時に、生産された有機米を買い取るビジネスモデルも展開し実績を出していることなどが評価された。
ロボット大賞は、ロボット技術の発展やロボット活用の拡大等を促すため、特に優れたロボットや部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度。過去には、ソフトバンクロボティクスの「Pepper」やナイルワークスの「完全自動飛行のドローンによる空からの精密農業」などが受賞している。

アイガモロボと記念撮影
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