青山フラワーマーケットと共同プロジェクト第2弾 トルコギキョウ「深紫」限定販売 サカタのタネ2025年2月7日
サカタのタネと青山フラワーマーケットを運営するパーク・コーポレーションは2月15日、共同プロジェクト第2弾で、トルコギキョウ「深紫」（こきむらさき）の切り花を全国の青山フラワーマーケットで順次発売する。
トルコギキョウ「深紫」
「深紫」はサカタのタネが育種したトルコギキョウの新品種で、パーク・コーポレーションと試作段階から販売商品を選定し、パーク・コーポレーションが名称を考案した。「深紫」は花弁が厚く、シルバーがかった深い紫がとても珍しい花色で、枚数が多く強いフリンジの花弁と日持ちのよさが特長。販売期間は2月15日から5月下旬頃までの予定で、青山フラワーマーケット限定での販売となる。
また、2月15日と16日に、青山フラワーマーケットの南青山本店を含む一部店舗で新品種の発売を記念して「深紫」を使用したブーケなどオリジナル商品が販売される。
サカタのタネとパーク・コーポレーションは、消費者のニーズを反映した商品開発を目指し、共同プロジェクトを行っている。「深紫」は2023年3月に発売したトルコギキョウ「シトロンヴェール」に続く同プロジェクトの第2弾商品。青山フラワーマーケットが生産者に同品種の切り花生産を委託し、買い上げ契約を結ぶことで安定的な供給と、相場の下落による生産者の収入リスク解消を目指している。
さらに、高鮮度商品の展開が期待される物流面でのサポートのほか、適地適作で高品質切花の安定供給を目的とした委託生産者選定などで市場とも協力。種苗メーカー、生産者、市場、小売店という業界の川上から川下までの4者が協力する体制となる。
同プロジェクトを通じて、さまざまな視点から需要を発見し、切り花の商品ブランディングを強化し、消費者に新たな価値を提供することを目指している。また、安定した需要供給体制を確立することで、生産者のリスクを軽減し、持続可能な農業の推進や地域経済の活性化にもつなげる。
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