東北農林専門職大学、南東北クボタと「スマート農林業」で連携協定締結 山形県新庄市2025年2月28日
山形県新庄市は、スマート農林業のさらなる普及拡大を図るため、東北農林専門職大学と南東北クボタとの三者間連携協定を締結。2月20日に新庄市役所で締結式が行われた。
協定締結式に出席した東北農林専門職大学学長(右)、南東北クボタ社長(左)、新庄市長
協定の締結により、高精度な位置情報システムに基づく自動運転トラクターやドローンの活用方法に関する研修会の開催のほか、三者連携による研究開発や技術開発などが期待される。また、スマート農林業の普及により作業を省力化することで、高齢の農家が農林業を続けられる環境を整えるとともに、若者や女性の参入を促し、担い手の確保を目指す。
協定締結式には、新庄市長、東北農林専門職大学長、南東北クボタ代表取締役社長が出席し、産学官の連携によるスマート農林業の普及から地域農林業サービスの向上を目指し、連携協定締結書に署名した。
◎具体的な連携事項
①スマート農林業技術に関する地域サービスの向上と普及拡大に関すること
・新庄市が行う経営支援ソフト等に関する研修会に対する専門職大学からの講師派遣・会場提供や南東北クボタからのデモ機やRTKライセンスの提供
・専門職大学が行う研修会に対する新庄市からの会場提供や南東北クボタからのデモ機やRTKライセンスの提供
・南東北クボタの展示会ブースへの専門職大学や新庄市からの職員派遣(営農相談、技術相談、新規就農相談など)
②次世代の農林業を担う人材の育成・定着に関すること
・専門職大学が学内外で行う授業に対する南東北クボタからのデモ機やRTKライセンスの提供、講師派遣
③スマート農林業技術に関する研究開発・技術開発に関すること
・専門職大学と南東北クボタ、もしくは三者が相互に連携した共同研究の実施
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年9月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】トランプ流企業統治改変の怪しさと日本への影響2025年9月19日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋まき小麦防除のポイント 除草とカビ対策を2025年9月19日
-
農業土木・鳥獣対策でプロフェッショナル型キャリア採用 課長級の即戦力を募集 神戸市2025年9月19日
-
脱炭素時代の国際基準を日本で実装 小売業や生産資材の参画を拡大へ 農林中金「インセッティングコンソーシアム」2025年9月19日
-
(453)「闇」の復権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月19日
-
「1粒1粒 愛をコメて」来年産に向けた取り組み 令和7年度 水稲高温対策検討会を開催 JA全農ひろしま2025年9月19日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」熊本市で27日に開催2025年9月19日
-
「長崎県産和牛フェア」東京・大阪の直営飲食店舗で開催 JA全農2025年9月19日
-
大阪・関西万博で「2027年国際園芸博覧会展 未来につなぐ花き文化展示」開催 国際園芸博覧会協会2025年9月19日
-
東京科学大学と包括連携協定を締結 農研機構2025年9月19日
-
素材のおいしさ大切に 農協シリーズ「信州あづみ野のむヨーグルト」など新発売 協同乳業2025年9月19日
-
オートノマス水素燃料電池トラクタを万博で初披露 クボタ2025年9月19日
-
農業の未来を包装資材で応援「第15回 農業WEEK」出展 エフピコチューパ2025年9月19日
-
東尋坊から「崖っぷち米」大手スーパー「ベルク」と直取引で関東圏初進出 福井県坂井市2025年9月19日
-
京橋千疋屋と初コラボ 完熟キウイで「2色のゼスプリキウイ杏仁パフェ」登場 ゼスプリ2025年9月19日
-
まるまるひがしにほん「栃木のおいしさ発掘便」開催 さいたま市2025年9月19日
-
おいしい「ぶどう」日本一は長野県須坂市の横山果樹園「ピオーネ」 日本野菜ソムリエ協会2025年9月19日
-
農業用ビニールハウスの品質が評価「優秀FDI企業トップ20」などに選出 渡辺パイプベトナム2025年9月19日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2025年9月19日