食と農の「あぐりすたんと」AI活用した新機能を追加 AGRIST2025年4月10日
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを展開するAGRISTは、食と農のアシスタントサービス「あぐりすたんと」で、画像を活用した新機能「生育調査」と「レシピ提案」を追加した。
「あぐりすたんと」は、MicrosoftのAzure OpenAI Serviceを活用して開発されたAIチャットボットで、LINEと連携している。家庭菜園を楽しむ人から本格的な農業経営者までサポート。回答には最大で30秒ほどかかる場合がある。
新機能の追加により、これまでテキストベースでの質問が必要だった内容も、画像1枚を送るだけで簡単に相談できるようになった。植物の写真を送信すると、AIが画像を解析し、健康状態の診断や今後の栽培に関するアドバイスを提供。また、料理の写真を送信すると、AIが料理の内容を判別し、レシピやアレンジを提案する。
タキイ種苗の「2024年度 野菜と家庭菜園に関する調査」によると、家庭菜園の経験者のうち81.8%が「想像以上に大変だった」と回答し、66.7%が「(もっと)勉強したい」と答えている。また、未経験者や途中でやめた人の多くが、「日々の手入れ・管理が大変そう」(69.7%)」、「上手く育てることができなかった」(25.5%)など、栽培の難しさに課題を感じていることがわかった。今回のアップデートにより、ユーザー体験の向上と運営の効率化が期待される。
今後は、「あぐりすたんと」の上位互換となる「AGRIST Ai」を全国の農場向けにサービスの展開を予定。各農場ごとのオリジナルデータを集積しAI解析することで、新規就農者でも収益性の高い農業経営を可能にする仕組みを構築する。
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