スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加 2025年9月12日
「大規模畑作に求められるスマート農業の現状と今後の展望」をテーマとした研修会が北海道音更町で開かれた。北海道大学スマート農業教育拠点と音更町が共催し、JA音更、JA木野、ホクレンが後援。当日は生産者、JA職員、自治体関係者ら約150名が参加した。
 協調運転の様子
協調運転の様子
研修会は二部構成で実施された。第1部のスマート農機実演会は株式会社三浦農場のほ場で行われ、クボタの最先端の機種を用いた実演が披露された。ロボットトラクタMR1000Aによる無人運転がスタートし、その後M7がオートステア運転を行い、協調運転を実演。ロボットトラクタが耕うんし、後続のM7が播種を担う運用が紹介された。これらの運用はすでに実践段階で活用されているという。
 人を模したマネキンを検知して自動停止するコンバイン
人を模したマネキンを検知して自動停止するコンバイン
また、コンバインDRH1200-Aの実演では、無人運転や排出ポイントでの自動停止に加え、走行中に人を模したマネキンを検知して自動停止する安全機能も披露された。AIカメラにより前後左右を監視するだけでなく、作物の中にいる人も高い確率で検知できるよう大量の画像データを学習していることが紹介された。
 講演会の様子
講演会の様子
第2部では講演会が開かれ、クボタ特別技術顧問の飯田聡氏が「北海道に求められるスマート農業」をテーマに講演。データ活用、自動化・無人化、環境対応を同時並行で進める必要性を説き、「強い生産者組織と魅力ある北海道農業ビジネスの実現」を呼びかけた。さらに、北海道大学の野口教授が「スマート農業の将来像」、ホクレン営農支援センターの岩下次長が「スマート農業普及に向けたホクレンの取組み」、三浦農場の三浦代表取締役が「ロボット農機の活用」についてそれぞれ発表を行った。
研修会は、生産者や関係機関が最新技術の活用状況を共有し、スマート農業の普及と将来展望を考える場となった。
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