運搬・施工性を高めたコンパクト設計 非常用発電機「AP130F」発売 ヤンマー2025年9月30日
ヤンマーエネルギーシステムは10月1日、コンパクト設計で運搬・施工性を高めた非常用発電機「AP130F」を発売する。
非常用発電機「AP130F」(CG画像)
日本では、地震や台風などによる停電の被害が増加。東日本大震災以降、防災意識の高まりから非常用発電機の稼働不良は減少しているが、2024年8月に九州地方に上陸した台風10号による停電時には、燃料切れやメンテナンス不良などに起因した運転停止が発生した。また、津波などの災害に備えて上層階・屋上へ設置するなど、限られたスペースへの搬入が増えている。
同機は「APシリーズ」で標準対応している「見える化サービス」に対応しており、災害時に備えて劣化診断や月次レポートなど平時の管理体制を提供する遠隔監視サービスにも対応。最適なメンテナンスを提案するとともに、万が一の災害に備えて大事な機器を見守る。
また、本体を分割せずに運搬できる設計と業界最小クラスの設置面積を実現し、運搬・施工性向上による設置費用削減にもつながる。
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